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(1997年8月2日〜20日)

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*** 97年8月6日 ロスからポートランドへ ***


ロスを後にしていよいよポートランドへ。大都会のロサンゼルスとは全く違って、ゆったりとして落ち着いた雰囲気で、安心感のもてる町並みである。***



 朝はモーテルのコンチネンタルで済ます。1階のビュッフェに行くと10数人の泊まり客達がお盆にジュースやパンをのせていた。私たちもコーヒーやパンをいくつももらって、部屋で朝食にする。モーテルのロビーで支払いを済まし、ロス国際空港までのタクシーを頼んだ。20分ほどしてワゴンタイプのタクシーがやってきたが、助手席には運ちゃんの奥さんらしき人も同上していた。空港までハイウェイを約1時間とばして10時30分頃に到着。そして空港から先日スーツケースを預けた会社に電話して持ってきてもらった。
 12時55分発ポートランド行きのシャトル便に搭乗。座席に座ると隣の50がらみのおじさんが「よろしく」と出し抜けに握手を求めてきた。「日本のどこから来たのか」とか、いくつか質問を受けたが、昔、横須賀の米軍基地に行ったことがあるとかいうことであった。
 飛行機は予定を少し遅れて離陸した。途中、サンフランシスコを眼下に約2時間ほどでポートランド空港に到着した。土田舎のちっちゃな空港と予想していたが、来てみるとかなりゆったりとして、ブルーを色調としたきれいな空港であり、感心した。お迎えの薫さんと落ち合い、早速松尾邸へ向かう。


 ポートランド空港から車で約15分。ポートランド市のあるオレゴン州から、州境のコロンビア川を北に橋を渡ってワシントン州バンクーバー市に入り、郊外の落ち着いた住宅街に義弟宅がある。
 大きな家だ。靴を脱いで中に入ると、暖炉があり、天窓があり、広いリビングルーム。オーストラリアの弟邸と雰囲気が似ている。







 お土産や荷物を整理して、しばらく歓談した後、近くの卸スーバーに買い物に出かけた。高い天井の倉庫のような建物の中に、大量の日常雑貨や食料品が積まれている。そしてやはり安い。夕食のつまみにピザを薫さんが注文したが、このサイズと安さにびっくり。




*** 97年8月7日 カマス湖、Fort Vancouverへ ***


 午前、右側通行と左ハンドルの車に慣れるため、練習がてら、義弟が勤めるシャープの会社(隣市カマス)近くにドライブとカマス湖の散策路を散歩にいく。ブラックベリーがたくさん道端になっていることに驚き、つい試してみると甘酸っぱい味にみんな大喜びした。特に由梨が大変気に入り、次々とブラックベリーの実を摘んでは口に運んでいた。この湖畔に立つ住宅はいずれも大別荘並みの大きさで、社長や役員クラスの邸宅だそうだ。






 気持ちいい散策の後、バンクーバーに戻り、途中カールスジュニアでハンバーガーで昼食を摂る。そして開拓時代の居留地であった「Fort Vancouver」へ行く。



 帰りに近所のスーパーに寄って夕食の材料などを買い込む。1キロ、2キロ単位の肉のブロックが何百個も冷蔵庫に並んでいる。




 今晩はステーキだ。このあたりの住宅街には都市ガスが無く、電子レンジとオーブン、そして電気コンロで調理をするため、火力が弱い。こんな分厚いステーキを焼くためには、プロパン付きのバーベキューセットを裏庭に用意しているという。
 バーベキューセットは中が3段式の網焼きになっており、ふたをすることができる。これは便利であった。後日スーバーで350から400ドル位で売っていることが分かった。いつか日本でも売り出されるだろう。



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Copyright (c) 1998.07, 初稿完成:1998/7/04,最終変更:1998/07/05