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(1997年8月2日〜20日)

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*** 97年8月14〜15日 オレゴンコースト海岸線の一泊旅行へ ***


またまた1泊2日のオレゴンコーストのドライブ。アストリア、キャノンビーチ、リンカーンシティ、ニューポート等々の町々を通り抜ける。でも天候が今ひとつ。これがオレゴンの天気だとか!!  ***




 5号線を一路北進、途中から西方へ方向転換してコロンビア川に架かる鉄橋を渡り、森林深い中を太く突き進む30号線を60マイルで走る。時折、車窓から見え隠れするコロンビア川はすでに川と言うより湖と言っても良いくらいに対岸が見えないくらいの様相となってきた。
 着いたところはアストリアの海洋博物館。時間が余りなかったし、おもしろくなさそうだったので、パンフだけもらった。その代わり近くに停泊していた沿岸警備艇の艦内見学ができるようだったのでそちらに行った。軍隊ではないというもののやや緊張。




 アストリアの町並みはどこかしら英国調の建物が建ち並ぶ。コロンビア川に架かる大きな鉄橋はトランス・コロンビア・ブリッジと呼ばれ、対岸のワシントン州メグラーと6.5kmを結ぶ。渡ってみたかったが時間がなくて断念。この橋の景色やアストリアの町は時々、映画でも映し出される有名なところである。




 アストリアを後にして30分程するとキャノンビーチに到着。海岸に出るまでコテージや瀟洒なホテルが建ち並ぶ。駐車場に止めて数100メートルも歩けばすごい広い砂浜のビーチに行き着く。天候が曇っていて残念だが、オレゴンコーストの情景をもの悲しく映し出しているようである。
 海岸には子供達や家族連れなどが思い思いに戯れている。何と言ってもぼた餅のようにもっこりと砂浜に突き出た岩山が、潮風に巻き上げられた細かいしぶきで裾野が霞んでいるのが印象的である。




 さらに西海岸に沿って101号線を南下。時折、道ばたに設置されたビューポイントに立ち寄り、写真を 撮りながら休憩して進む。対向する車の中には大型のキャンピングカーも多い。ガリバルディの町を通過すると山壁に「G」の文字が形取られていた。そしてチーズ工場のあるティラムックに到着。
 ここで工場見学というか、アイスクリームを食べに入った。たっぷりのアイスクリームに3人は大満足。大きなチーズがカッティングされて包装される工程を一通り見学させてもらった。
ここからさらに小1時間程走って宿泊予定のリーンカーンシティに到着。広い駐車場の脇に低層の3棟のホテルが建っている。右端にはCASINOと書いた建物もあったが・・・。
 早速、チェックインして、すぐに子供達と一緒に管理棟の近くにあった室内プールへ。アメリカ人の親子連れで一杯であった。
夕食はホテルのレストランで各自思い思いのメニューを注文。琢也は大きなチキンを食べて大満足でした。




 翌朝も天候は曇り。朝はホテルのアメリカンブレックファースト。そしてホテル裏の海岸に出てしばらく砂浜で遊ぶ。でも強い風でどうしようもない。





 ホテルを出てすぐにガソリン補給。ワシントン州ではセルフだったが、オレゴン州ではスタンドマンが注入してくれる。すこし走るとディボー・ベイに到着。ファウルウェザー岬は広々とした緩やかな海岸に菜の花が一杯咲いている。その南端は絶壁で、押し寄せる波のしぶきが激しく岸壁をぶち当たっていた。まるで冬の日本海の様相だ。このあたりのカモメが映画にもなっていたっけ。




 いよいよ港町ニューポートに到着。駐車場が見当たらなくて、路上駐車して町並みを散歩。波止場のような所に土産物屋があり、飾り物などを購入。漁港だけに魚の臭いがプンプン。道向かいのシーフードレストランでサンドウィッチなどをテイクアウト。ニューポートを少し離れてから、道路脇で小休憩してこのサンドウィッチを食べたけれど、これが結構おいしかった。





 ニューポートから一路東方へ延びる道をまっしぐら。緩やかな山の中、町並みの中を通り抜け、さらに大平原を通り抜けて5号線に入ると、ポートランドまで快適にハイウェイを飛ばす。
 帰りにカマスのスーパーに立ち寄って夕食の買い物と土産物の雑貨を購入した。



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Copyright (c) 1998.07, 初稿完成:1998/7/04,最終変更:1998/07/05