<8月2日>
7時40分、ロビー集合で駅まで徒歩
8時4分発 ルツェルン行きの列車のホーム番号を掲示板で見つける。広い駅舎でホームが何10本もある。4番乗り場は駅の端っこの方のホームをさらに100メートルも行った先にある。改札もなければ、ホームと外の道路との間に壁も何もなく、外からホームにそのまま入れる。変な感覚だ。
4Bのホームに停車している1等車両の2階建て列車に乗り込む。外側は汚れていているが、中は赤いシートで洒落ている。
まもなく発車。外は少し雨が降っている。40分ほどしてルツェルン駅に到着。ここでインターラーケン行きの列車に乗り換える。乗換時間は5分程度。ホームを小走りして乗り換える。すでに列車には多くの乗客が乗り込んでおり、前の方の1等車両に乗り込む。韓国からの学生らしき団体が先客で、結構、楽しそうで賑やか(やかましかった)。
発車してしばらくするとスイス特有の山と牧草の風景になったが、雨がだんだんひどくなってきた。列車は、山間をくねくねしながら進んでいく。さらに今度は坂を上ったり下ったりだ。ある時は一旦停車して、しばらくするとガタガタという音を立てて急な坂を上っている。おそらく3本目のレールにギアを嵌めて登っているのだろう。当然スピードもそれなりにゆっくりとなる。
ぐんぐんと車窓の景色が高くなっていく。5分もすれば100メートル以上の高度をあがったように思える。下って平らになると、今度はどんどんスピードを上げていく。綺麗なグリーンの車窓が続いたかと思うと、エメラルドグリーンの大きな湖の脇を走っていく。こんな景色が1時間半続き、10時25分頃に目的のブリエンツ駅に到着した。でも外は小雨だ。
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