7月29日(日)  ブリュッセルからパリへそして市内観光
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<8月7日>
 8時、ロビー集合。今日はノイシュバンシュタイン城の観光だ。
 メトロでマリエンプラッツ駅乗換え、ミュンヘン中央駅に行く。ここで8時52分発フュッセン行きの列車に乗る。この列車にも自転車用の車両が繋がれている。
 2時間の間、グリーンに覆われた牧草地帯がほとんどだ。やっぱり基本的に農業国であることを実感する。10時50分にフュッセン駅到着。
 駅舎を出るとすぐ左の建物に自転車屋さんがありました。サイクリングをする人が多いという証拠。駅舎の右側の広場にはタクシーとバスが止まっていた。バスの側には多くの客が乗車待ちしており、乗れるかどうかも分からない状況。そこでドイツ語が堪能なリーダーがタクシーに、城の上まで行ってもらえるかと相談してみるが、通行止めになっているということでバスの終点までしか行かないらしい。
 結果的にバスに乗ることになった。2台目のバスになんとかぎりぎり乗ることができた。バスはフュッセンの街の中を走りぬけて郊外に出たかと思うとすぐに林の中に入り、10分ほどで城下の駐車場付近に到着。駐車場に入ろうとする車で少し渋滞していたが、まもなくバス停に駐車した。バスを降りると、後方の山の中腹にノイシュバンシュタイン城が見えた。
 大勢の観光客が登っていく。すぐのところの建物の中からこれまた大勢の行列ができている。城への入場チケットを購入するためだ。これをみて、やはり入館は止めて上の橋上から城を眺めることが正解だと思った。私たちが登る道を何台もの馬車がパカパカと軽快に登っていく(登りが5ユーロ、下りが2.5ユーロ)。
 恨めしいながら30分のことだと自分に言い含めて砂利の登り道を登っていく。汗をかきかき、途中で休憩しながら、30分で橋(Marien Brucke)の袂に到着した(11時50分)。
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 山の崖と崖の間、50メートルほどに架かっている細い橋だ。
 観光客が群がるようにして橋の上から、ノイシュバンシュタイン城を眺めて感嘆の声を揚げている。眼下は300mはありそうな谷の下に細い川が流れている。晴れていないことが唯一残念なことだが、山の稜線にスマートに建てられている城の優美さに誰しも感嘆の声を揚げる。辛うじてすれ違うだけの幅の橋の真ん中で、何とか背景に城を入れて、3名づつ交代で記念写真を撮った。

しばらく橋の上に居ると冷たい風が吹いてきて体が冷えてくる。橋から少し道を下り、15分ほどで城の入り口まで来た。せめて入り口だけ見ようと行ってみるとこれまた大勢の観光客で一杯であった。入り口付近の階段や踊り場で城と周辺の景色を楽しんでいる人が大勢いた。
 しばらくここで写真を取りながら雰囲気を見ていたが、空模様が怪しくなってきたため、駐車場に降りることにした。歩き出した途端に小雨が振り出し、徐々に雨足が大きくなってきた。数名は傘を持っていたが、他のメンバーは持ってなくて、止む無く雨の中を降り続けた。傘を持っていても足下はすぐに濡れてしまい、駐車場に着いたときにはスラックスだけでなくシャツの背中もずぶ濡れだった。
バスが来るまで衣服を乾かしながら、土産物屋を冷やかすことにした。さすがにスイスだけあって、土産物屋には幾種類ものオルゴールが置いてあった。
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 13時半頃、バスが到着。駅には10分ほど。13時45分頃に駅に到着した。時刻表を見ると14時5分発の列車がある。わずかだが発車まで時間があるので駅近くのショップでサンドイッチと飲み物を購入することにした。Tリーダーがまず最初にショーウィンドウに入っていた肉の塊を指差し、パンに挟んでくれと注文した。他のメンバーもそれを見て次々と同じものを注文した。だんだんと発車時間が迫ってきたが、何とか発車時間に間に合った。
 列車はすぐに発車し、来たときと同じ風景の牧草地帯の中を軽快に走っていった。お腹が空いていたので、すぐにサンドイッチを食べたが、しばらくするとみんな列車に揺られて夢心地の状態になっていた。
 気付いたら列車が駅に止まり、他の乗客がみんな降り出した。どうなっているんだろうと思っていたら、車掌がここで乗り換えだというような意味のことを言ってくれたので慌ててホームに降り、向かいのホームに停車していた列車に乗り換えた。往路のフュッセン行きは直通だったので、帰路もてっきり同じだと勘違いしていた。あのまま乗っていたら、フュッセンに折り返していたところだ。すぐに列車が発車したが、これで安心した我々はまた夢心地になっていた。

 しばらく時間が経って、K氏が隣の車両のトイレに行き、そのまま座席に座っていたところ、1等車両に戻れとか言われたらしく、戻ってきた。そして列車が駅に停車して車掌がまたやってきて、「アウグスブルグに行くのか?」と質問され、ミュンヘンだと言うとあっちの列車に乗り換えだと教えられた。「エーッ、またーぁ!」ということで慌てて乗り換えた。
 ここでも車掌に教えてもらわなかったら、乗り遅れているところだった(やれやれ、でも助かった)。










 16時7分、乗り換えで危ないところだったけれど、無事、ミュンヘン中央駅に戻ってきた。
 地下鉄に乗り換えて、カールスプラッツからぶらぶら歩いて、昨晩のマリエンプラッツへ行く。途中、デパートの様子を見てみるが、日本のデパートではなくスーパーの衣料品店のような感じだった。そのあと自由行動となった。
 Y氏とT氏は一緒にスーパーのような店に入った。1階にはお土産用のチョコレートなどを山積みした店があり、驚いたことにベルギーチョコのシェル2段積みの大箱が僅か6ユーロでセールされていた。思わずこれを2箱購入することにした。
 また地下に降りてみると食料品売り場があり、ここでさらに土産用のサラミやドレッシング、ジュースなどを多数購入した。ついでに夕食を買っていこうということになり、ローストビーフをパンに挟んでもらった。さらにローストチキンも購入。二人とも持っていた紙袋は荷物で一杯になった。
 さらに昨晩、寄り道したガソリンスタンドのショップでビンビールを購入。ホテルの部屋で19時から夕食会になった。ビンビールは泡立ちもよく美味しかった。なんやかやと話し込んで23時になってしまっていた。
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